伝統工芸品としての側面も持つ機械式時計とは


機械式時計とクォーツ式時計

時計にはクォーツ式時計と機械式時計というものがあります。この2種類の時計は、内部構造の時計を動かしている動力の違いによって区別されています。クォ―ツ式時計は電池を動力として時計内部に内蔵された水晶を利用して時計を動かしています。機械式時計はゼンマイを動力にして時計を動かしています。歴史的には機械式時計の方が歴史が古く、クォーツ式時計は新しいタイプの時計となります。

機械式時計とクォーツ式時計のイメージを簡単に説明すると、機械式時計は伝統工芸品、クォーツ時計はハイテク品といった感じになります。機械式時計はゼンマイの動力を使い、時計内部の歯車を動かし、時を刻みます。一方、クォーツ式時計は電池を動力として内部の電子部品を動かし時を刻みます。構造上、時間の正確さは長い期間の使用で見ればクォーツ式時計に軍配が上がるのですが、機械式時計の魅力は昔ながらの構造にあります。ハイテクな電子部品を用いなくても正確に時を刻むことのできる機械式時計は職人の技術の結晶です。

機械式時計の手入れについて

腕時計を例にすると、ゼンマイの巻き方には自動巻きと手巻き式があり、自動巻きは身に着けることでの腕の動きを利用してゼンマイを巻き上げます。手巻き式は1日に1回など、決まった頻度で自分でリューズを巻いてあげる必要があります。

また、正確な動作のために数年に1回オーバーホールを行う必要もあります。クォーツ式と比べるとなにかと手間のかかることも多い機械式時計ですが、歯車により動いている秒針の動きなど、見ているだけで職人の技術に驚かされることも多いです。実用性よりも趣味性の高い時計ですが、所有する喜びを感じる時計とも言えます。

パテックフィリップはスイスの高級時計メーカーですが、創業者はボヘミア(現在のチェコ)とポーランドの出身です。